出席日数が少ないとどうなる?小学校・中学校・高校に分けて解説!
掲載日:2024-11-26(火)
こんな人にオススメ!
・不登校気味で出席日数が少なく、このままでは何かしら良くないのでは?と不安な方
・留年や受験への影響を心配していて、どうしたら回避できるかを知りたい方
勉強についていけなかったり、クラスに馴染めなかったりと、学校生活がうまくいかず不登校になってしまった方へ。出席日数が少なく、欠席日数ばかり増えていく現状に、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、小中高それぞれについて、出席日数が少ないと何か問題があるのかどうか、受験にはどのような影響があるのか、状況別に詳しく解説します。
目次
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小・中学生(進級・卒業)編
出席日数が少なくても進級できる
原級留置(留年)について
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高校受験編
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高校生(進級・卒業)編
年間の授業日の3分の1を欠席すると留年に
留年回避のために
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大学受験編
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おわりに
小・中学生(進級・卒業)編
まず、小・中学生について、出席日数が少ないとどうなるのか、説明していきます。小学生、中学生に対して「留年」という言葉はあまり聞かないでしょう。実際のところ、どのような仕組みになっているのでしょうか。
出席日数が少なくても進級できる
中学卒業までは義務教育と決められているので、出席日数が少なくても、小中学生が留年することは基本ありません。欠席日数が何日になろうと、必ず年度ごとに進級する仕組みになっています。
ただ、すべての授業を受けずに進級する分、勉強についていくのが難しくなります。学年が上がるごとに、授業の内容は難しくなり、できるようになるべきことも増えていくからです。欠席日数が増えてきたら、オンラインの塾で補習をしてもらう、放課後登校や保健室登校をする、などの選択肢も視野に入れてみてください。
原級留置(留年)について
基本的に中学卒業までは留年することはありませんが、児童・保護者側から望めば、原級留置、すなわち留年も認めてもらえるかもしれません。基本的には年度ごとに進級する仕組みですが、留年させてはいけない、という決まりはないのです。長く入院していて、その学年の授業をほとんど受けられなかった、などの理由で、次年度もその学年に留まることになった事例もあるようです。
第7条 校長は、児童生徒の平素の成績を評価した結果、各学年の課程の修了又は卒業を認めることができないと判定したときは、当該児童生徒を原学年に留め置くことができる。
小中学校管理規則より抜粋
公立の学校でも留年は可能ではありますが、特に私立の小中学校では、より臨機応変に対応してもらえる可能性があります。留年した方がいいと判断した場合は、学校側に相談してみましょう。
出典:
原学年留置(留年)について
「小中学校管理規則(児童生徒の原学年留置)」
- (Reiki-Base)
https://www1.g-reiki.net/nagakute/reiki_honbun/i534RG00000155.html#e000000182
高校受験編
義務教育では、進級・卒業自体に出席/欠席日数が影響することはありません。しかし、中学校の欠席日数は、高校入試に影響します。高校からは義務教育ではないからです。
具体的に何日以上の欠席があるとどのような影響があるか、というのは都道府県や高校によりますが、基本的に、欠席日数が増えれば増えるほど審議の対象になりやすいです。入試で高得点を取ったとしても、不合格になってしまう可能性があります。
学校によっては、年間30日以上の欠席で「不登校枠」という入試制度が使えるところもあるようです。これは、不登校の生徒のために枠が用意されているわけではなく、欠席日数を鑑みずに合否を判定する、特別に個別面談を行う、などの措置が取られることを指します。詳しくは、受験したい高校に問い合わせてみましょう。また、通信制高校や定時制高校に進学するという選択肢もあるので、どこが自分に合っているか、じっくり考えて進路を選択してみてください。
高校生(進級・卒業)編
では、高校では出席/欠席日数が進級・卒業にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
年間の授業日の3分の1を欠席すると留年に
多くの高校では、年間の授業日の3分の1以上欠席してしまうと、留年となります。高校からは義務教育ではないので、出欠が進級に関わってきてしまうのです。目安ですが、1年間におよそ60〜70日以上欠席すると留年が見えてきます。
学校によっては、科目ごとに出席を管理している場合もあり、その場合は時間割をチェックして受ける授業を選ぶ、という方法で留年を回避できるかもしれません。自分がこの時点でどれくらい休んでいて、あとどの教科を何回休んだらまずいのか把握するためにも、担任と情報共有することが大切になってきます。
留年回避のために
できれば、留年せずに進級したいですよね。留年を回避するための具体的な方法を4つ挙げてみました。
補習授業
学校によっては、休日や長期休みに補講をやってくれるところもあります。それに参加すれば出席日数にカウントしてくれることもあるようなので、積極的に参加しましょう。他の生徒に会いたくない、などの事情がある場合は、事前に相談しておくと、何か対策してくれるかもしれません。
保健室登校
教室に行きたくない場合は、保健室に登校するだけで出席扱いにしてくれる学校もあるので、その方法を利用してみてください。基本的には他の生徒と顔を合わせる必要はなく、暖かい部屋で穏やかに勉強することができます。
通信制高校への転入
今通っている学校が合わない、毎日登校が難しい、という場合は、通信制高校への転入を考えてみてはどうでしょうか。通信制では、その年度に取れなかった単位は次年度に再履修する形式なので、基本的に留年する必要はありません。
高卒認定試験の受験
高校に通うこと自体を諦めて、独学で高卒認定資格を取ることに振り切る、という手もあります。高卒認定資格は、高卒者と同等の学力が認められ、大学受験や就活に臨むことができる資格です。一般的に、高卒認定資格は独学でも合格できると言われています。気になる方は対策方法を調べてみてください。
大学受験編
では、高校の出欠は大学受験にどのように影響するのでしょうか。大学受験は、様々な入試形式で行われますが、その形式によって、出席日数や欠席日数が関係するかどうかが決まります。
まず、学力試験メインの一般入試の場合、出席/欠席日数は基本的に関係ありません。高校が発行した調査書を大学に提出することになりますが、大きな問題行動を起こしていない限り、調査書の内容は合否に関係ないとされています。卒業さえしていれば特に問題はないです。
一方で、推薦入試の場合は出欠が合否に大きく関係してきます。学校推薦型も自己推薦型も同様です。そもそも入試要項に「何日以上の欠席」で推薦入試を受けられないということが書かれている学校もあります。推薦を狙っている場合は、欠席日数はできるだけ少ない方がいいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。出席日数や欠席日数が進級・卒業、受験などにどのように影響するのか、漠然とした不安が少しでもクリアになっていたら幸いです。
まとめ
・小中学校では留年になることは基本ない。
・中学の欠席日数は高校受験に影響する可能性がある。不登校枠を使って受験できる学校や通信制高校、定時制高校などの選択肢も。
・大学受験において、一般入試の場合は出欠は関係ないが、推薦入試の場合大きく影響するため、注意が必要。